林定期能とは
日本の伝統芸能の一つである「能」。
「林定期能」とは林家とその一門によって、年に4〜5回京都で開催される能の定期公演のことです。
室町時代から600年受け継がれてきた能は、役者と囃子方の演奏、地謡の謡によって構成する歌舞劇です。
またシテ方と呼ばれる主役が能面をつける、仮面劇である事もその特徴の一つです。
能は、様式化された表現方法によって無駄を削ぎ落すことにより、
人間の内面に踏み込む力強い芸術性と精神性を展開します。
是非、実際の能舞台で体験してみてください。
公演延期のお詫び
この度はコロナウイルス予防の為、来年令和3年に延期とさせていただきます。
皆様へのお詫びと、能はコロナに負けないという思いで動画を制作いたしました。
3月公演に予定しておりました、井筒を装束をつけまして。また、神男女狂鬼の五分類を神→高砂、男→屋島、女→羽衣、狂→桜川、鬼→鞍馬天狗と五番を同門が舞っております。 この機会に能の魅力を新たに発見していただきまして、公演再開の折りには何卒おこしいただきますようよろしくお願い申し上げます。
林宗一郎